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連続する地震 東の活断層や南海トラフへの影響は
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160416-00000079-asahi-soci
熊本地震は、最初の地震よりも大きな「本震」が起きたことで災害の姿が大きく変わった。被害は山間部も含め広範囲に及び、強い揺れが相次いだ。東隣の大分県でも地震が活発化している。一体何が起きているのか。さらに東にある活断層への影響はあるのか。
「今までの経験則から外れている」
16日未明に起きたマグニチュード(M)7・3の「本震」の後、熊本県阿蘇地方や大分県でもM5を超える大きな地震が発生したことについて、同日午後に会見した気象庁の橋本徹夫・地震予知情報課長はこう表現した。国内では、14日に発生したようなM6・5規模の活断層型地震の後、それを上回る本震が発生した記録が存在しないという。
気象庁によると、本震は熊本県の布田川(ふたがわ)断層帯で発生したとみられる。この断層帯から北東にある同県阿蘇地方では、午前3時台にM5・8の地震が2回発生。さらに北東の大分県中部でも午前7時すぎにM5・3の地震が起きた。
会見では、これら2カ所の地震活動の高まりは、本震とは独立した別の地震活動であるとの考えを示した。その上で、橋本課長は「地震活動が今後、どのようになっていくかは分からない」と述べた。
M7・3の本震以降、地震の回数も急増した。気象庁によると、16日午前1時までの約30時間に観測した震度1以上の揺れは153回。その後、16日午後3時までの14時間で134回に及んだ。
地震の回数が増えれば、建物が倒壊する恐れも高まる。柱や壁に強い力が加わり、変形して戻ることを繰り返すと、ひび割れや隙間ができる。その結果、建物の外からの力に耐える力が落ちてくるからだ。
現地で調査を続ける福岡大の古賀一八教授(建築防災学)によると、14日の地震で傷んだ建物に16日の本震でさらに力が加わったことで傾いたり倒れたりしていたという。「前日まで柱が1本崩れていたという鉄筋コンクリートの店舗では3本の柱が大破して、倒壊寸前になっていた」
一方、16日の本震では阿蘇山周辺で起きた土砂崩れが住宅を巻き込んだ被害をもたらした。付近は溶岩でできた岩盤の上に、「スコリア」と呼ばれる数ミリから数センチの黒い軽石が積もった一帯。もともと土砂崩れが起きやすい。
伊藤英之・岩手県立大教授(自然災害科学)は現地の状況について「スコリアの層が崩れる『表層崩壊』の可能性がある」と指摘。スコリアや火山灰が積もった場所が雨で崩れると、土砂と水が混ざり、土石流を起こす恐れもあるという。
■北東・南の活断層に「影響も」
最初の地震は日奈久(ひなぐ)断層帯の北部で起きたが、16日の本震はその北東側の布田川断層帯で起きたとみられる。今後懸念されるのは、さらに別の活断層による地震が誘発される可能性だ。
相次ぐ地震の震源は、「別府―島原地溝帯」と呼ばれ、多数の活断層がある溝状の地形に沿って分布する。さらに北東には、四国を横断し紀伊半島に延びる長大な活断層、中央構造線断層帯が連なる。
林愛明(りんあいめい)・京都大教授(地震地質学)は「今回ずれた断層の延長線上にひずみがたまり、大分県側でM7級の地震が起きることも否定できない。四国側の中央構造線が動く可能性もある」と話す。
地震が起こると、震源になった断層にたまっていたひずみは解消されるが、逆にその周囲や延長線上にある断層のひずみが増えることがある。その影響は、離れた地域にも及ぶ。
東日本大震災の直後には、長野県や静岡県でM6級の地震が起きた。活断層による内陸の地震でも、1992年の米ランダース地震(M7・3)の3時間後に、40キロ離れた地点でM6・4の地震が発生した例が知られている。
今回、地震が起きている領域と重なる大分県の別府―万年山(はねやま)断層帯でも、この断層が動いた慶長豊後地震(1596年)で、前後数日の間に愛媛と京都で大きな地震が起きた記録がある。中央構造線断層帯などの活断層の調査で、これらに対応するとみられる地層のずれも見つかっている。
ただ、四国の中央構造線断層帯の平均活動間隔は千年以上とされる。岡田篤正・京都大名誉教授(変動地形学)は「前回の愛媛の地震から約400年しかたっておらず、ひずみがたまっていないとみられる。四国の中央構造線断層帯の活動が誘発される可能性は低い」とみている。
南西側にも、日奈久断層帯の動いていない部分がある。加藤照之・東京大地震研究所教授は、ほかの断層への影響について「何ともいえない」としつつも「気持ちは悪い。影響もあるかもしれない」。震源が広がる北東方向だけでなく「南にも破壊が延びていく可能性はある」と警告する。
■南海トラフ地震「誘発低い」
今回の地震が、九州から東海地方の沖合で想定されている南海トラフの巨大地震の発生に影響することはあるのか。
今回起きたような内陸の「活断層型地震」は、陸側のプレート内部で起こる。震源が浅いため、小さい規模でも局所的に大きな被害を出すことがある。
これに対し、南海トラフ地震は「海溝型」で、海側のプレートが陸側のプレートの下に沈みこむ場所で起こる。規模が大きく、広い範囲で大きな揺れや津波被害につながる。
西村卓也・京都大防災研究所准教授(地震学)は「今回の地震が南海トラフ地震を誘発する可能性はあまり考えられない。距離が離れているうえ、今回の地震はM7級と相対的に規模が小さく、影響は非常に小さいとみられる」と話す。
ただし、南海トラフ地震は約100年周期で繰り返されている。南海トラフ地震の前後数十年は、内陸の地震活動が活発化することが知られている。数十年単位でみれば発生は近づいており、備えを進める必要性に変わりはない。
「相当なエネルギーが放出」 田んぼに活断層露出 緊急調査団が確認
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160416-00010018-nishinp-soci
産業技術総合研究所の活断層・火山研究部門(茨城県つくば市)の緊急調査団が16日、熊本県益城町で、田んぼの表面に少なくとも長さ約50メートル、段差20~30センチにわたって、活断層が露出しているのを確認した。吉見雅行主任研究員は、衛星画像の解析結果も根拠に「16日未明の本震によって露出した布田川断層帯」との見方を示した。
吉見氏は「これほど地表に影響が出たからには、相当なエネルギーが放出されたとみられる」と指摘。今後、地表に影響が出た範囲を確認し、これまで推定された断層帯の位置と照合する。吉見氏は「布田川断層帯は相当の長さにわたり連続しているとみられており、実際に起きた地震の結果から研究結果を蓄積する必要がある」と話した。
地震相次ぐ 震度5弱以上14回
http://datazoo.jp/n/%E5%9C%B0%E9%9C%87%E7%9B%B8%E6%AC%A1%E3%81%90+%E9%9C%87%E5%BA%A65%E5%BC%B1%E4%BB%A5%E4%B8%8A14%E5%9B%9E/11546831
熊本県や大分県で震度5弱以上の揺れを観測した地震は今日の午後4時過ぎまで合わせて14回と発表。気象庁は今後も激しい揺れを伴う地震が発生する恐れがあるとし警戒を呼びかけている。午後3時半ごろ 気象庁の橋本徹夫地震予知情報課長は、「熊本県から大分県にかけ地震活動が非常に活発になっている。揺れ強かった地域は家屋倒壊や土砂災害など注意し、身の安全を図ってほしい」とコメント。今回の地震は一昨日の夜、震度7を観測した地震発生からきょう未明に震度6強、マグニチュード7.3の大地震が発生。それ以降もマグニチュード5.8などの地震が発生している。また今夜から局地的に激しい雨のおそれがあり、あす昼まで九州北部・南部で150mmが予想されていることから気象庁は、地盤が緩み少しの雨でも土砂災害の恐れがあると発表している。
2016年4月16日放送 17:03 - 17:07 NHK総合
「14」のメッセージ。
昨日から出てて、その後震度5弱以上の地震が
起きるかどうか監視してたが、起きないでつね。
断層が地表に出るのはエネルギーを放出した証拠
だそうで、確かに1発目の後は震度6以上の地震
が連発してたが、2発目の後はだんだん震度が
下がってるようでつね。
「14」という「切りのいい数字」に合わせて
ピタリ止まるのは、それが人為的だからでつね。
まあこう書いたら慌てて15回目の震度5弱以上
を起こすでせう(縛w
過去2年ぐらいの監視結果から、核爆弾型の
地震兵器では細かい震度までは操作できない
んだろうと思っていたが、できるようでつね。
そもそも震度7なんてのが起きるような場所じゃ
ないのに起きたり、「14」になった途端
震度3とか4しか起きなくなるのは、人工地震と
疑ってかかるには十分杉る根拠でつね。
飛び交うメッセージごっこをもとにリアル分析で
「今年大災害が起きる、直近4月7~9日」
と書くか書かないかの時に「11日に広島で献花」
という話が出たのでまあそれまでは起きない
んだろうな、とは思ってたが、その直後の
「14」日に起きたわけで、すべてが人為的に
操作された痕跡があるわけでつね。
気象庁の奥歯に物が挟まったような会見にも
それが表れてるわけでつね。
大きい活断層の地震の後にそれより大きいのは
起きたためしがないのに起きるのは、
1発目でエネルギーを失ってるにも拘らず
その後にエネルギーが追加されたことを
意味してるわけでつね。
そういうことを勘案すれば、
「中央構造線断層帯は1000年周期で
まだ400年だからあり得ない」
「南海トラフは海溝型だから誘発しない」
とかいうのは何の気休めにもならない
ということでつね。
人工的に、震度の調節までして地震を起こせる
わけなので。
昨日の夜のNHKの地震特番で武田アナが
熊本出身と吐露したうえで、いつになく感情的に
「結局こんなことになってしまって、これまでの
我々の地震報道は何だったんでしょうか!」
と専門家にぶつける一幕があったが、
残念ながら過去の経験則とか情報の蓄積なんて
もはや何の意味もないってことなんでつね。
まああの武田アナの感情的な様子からして、
末端のアナウンサーレベルでは「人為的」に
ついては知らされてないようでつね。
知ってたら、責めてもしょうがない専門家を
責めるわけないでつね。
我々にできるのは「いつ地震兵器を使われても
いいように備えておく」ということだけで、
それこそが最強の反撃だということなんでつね。
「400年」といえば熊本城。
それが崩れたってことは中央構造線断層帯に
仕掛けた地震兵器を発動させる予告と解釈する
こともできるのでご注意くだちい。